【大和市】節分の豆に注意!5歳以下のお子さんに硬い豆類を与えないようにしてください。小さく砕いても気管に入り込むと肺炎や気管支炎に至るおそれがあります。
節分の豆類が子どもに致命的な事態を引き起こす危険がある件で、大和市からもツイートが上がっています。もうすでにニュースなどでも取り上げられているため、ご存じの方もいるかもしれません。5歳以下の子どもには窒息や誤嚥の危険があるということで、硬い豆やナッツ類などを与えないよう呼びかけています。
明日は #節分。「鬼は外!」の掛け声で、邪気とともに #新型コロナ を追い払いたいですね!
ただ、子育てを応援する #大和市 としてお願いがあります。窒息や誤嚥の危険がありますので、5歳以下のお子さんに硬い豆やナッツ類をあげないようお願いします。https://t.co/ZmKraYN8WZ pic.twitter.com/XTHbS8YUEj
— 大和市役所公式ツイッター (@city_yamato_inf) February 1, 2021
誤嚥(ごえん)とは食べ物などを飲み込むときに誤って気管に入ってしまうことです。このリスクについて、消費者庁のページに詳しい解説などが書かれています。ピーナッツでも誤嚥の事故事例があり、肺の入口である気管支まで入ったため子どもに手術が必要になったという、大事に至った怖い事例もあるようです。
厚生労働省の調査では、平成26年から令和元年までの6年間で食品誤嚥で窒息死した14歳以下の子どもが80名、そのうち5歳以下が73名で9割を占めているということでした。窒息や誤嚥事故防止のため、以下のことに注意しましょう。
- 豆やナッツ類など、硬くて噛み砕く必要のある食品を5歳以下の子どもに食べさせないようにする。喉頭や気管に詰まると窒息しやすく、大変危険です。小さく砕いた場合でも気管に入り込むと肺炎や気管支炎に至るリスクがあります。
- 食べるときは姿勢をよくし、食べることに集中させましょう。物を口にしたまま走ったり笑ったり声を出したりすると誤って吸引し、窒息や誤嚥を起こすリスクがあります。
- 節分の豆まきは個包装されたものを使うなど工夫し、子どもが拾って口に入れないよう後片付けを徹底しましょう。
まだ奥歯が十分に生えそろわず、嚙み砕く力や飲み込む力も不十分な子どもが硬い豆やナッツ類を食べるとのどや気管に詰まらせて窒息したり、場合によっては肺炎を起こすリスクさえあるためとくに注意が必要です。
季節の変わり目、邪気を追い払って健やかに過ごすためのもので命の一大事になってしまっては本末転倒です。ピーナッツ事件のようなことにならないよう、「たかが豆でそんな一大事に至ることもある」ことに十分留意しましょう。
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