【大和市】この~木なんの木なんじゃもんじゃの木。深見神社のハルニレ、この夏も変わらぬ神秘とふしぎ。
大和市に生えている貴重な「なんじゃもんじゃの木」といえば、深見神社の「ハルニレ」です。地元の人たちをはじめ、この夏も大和市民に親しまれている深見神社は歴史も深いですが、諸説ある「なんじゃもんじゃの木」の神秘にも注目です。
そもそも「なんじゃもんじゃの木」とは、その時代に誰も知らないような巨木や珍木といったミステリアスな樹木などに、親しみを込めてつけられた名前と言われています。
深見神社の境内にある「なんじゃもんじゃの木」は、推定年齢約500年とされているニレ科の「ハルニレ」という木です。かつては何という木なのか、樹種が分からなかったことから「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれ親しまれてきたんだとか・・・
説明書きにもある通り、このハルニレは「かながわの名木100選」にも選定されています。
思わず見上げるほど高さのあるハルニレ。高さ30m、胸高周囲4mという巨木です。深見のような低地では珍しいというハルニレですが、静かな住宅地の中にある深見神社の西側に高く聳えています。
実は足元にもなんじゃもんじゃの木。大和市指定天然記念物でもあり、市内の道路でタイルを見かけることもあったりします。
深見神社の境内では地元の親子連れなどが仲睦まじい様子で参拝し、手を併せる姿もありました。そのすぐ左側で、長い年月の先にあるこの夏も変わらず聳えるハルニレは神秘的な存在です。やはり「なんじゃもんじゃの木」に違いないのかもしれません。境内一帯を取り巻く林ともども、大切にしていきたいものですね。
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