【大和市】イートインスペースが・・・あるんです!台湾料理 慈福園名物フゥーチャウビンは変幻自在!
大和市内で名物フゥーチャウビンなどを気軽に楽しめる台湾料理 「慈福園」に、イートインスペースがあることをご存じでしょうか?
コンパクトながらも屋台の雰囲気たっぷり。独特の存在感があり、南林間西口駅前の通りで今日もお客さんを待つ店員さんは、台湾出身の黄(コウ)さん。地元のお客さんたちからは「コウさん」で親しまれ、今日も自慢のフゥーチャウビンが並びます。
小雨がぱらついていたこの日。フゥーチャウビンのケース前で、買っていこうか考えながら足を止める地元女性客が複数名いました。「あのお客さんたちはよく来るグループだよ」という黄さん。台湾名物は女性にも人気があるようです。
せっかくなので屋台の非日常感を味わうため、初のフゥーチャウビンをイートインスペースで食べてみることに!
奥なのでぱっと見分かりづらいですが、イートインスペースが・・・あるんです!!
この入口のドアを引いて入っていきます。
ケースからサッとフゥーチャウビンを取り出すと、イートインスペースにあるトースターで温めてくれた黄さん。
加熱されている間、スペース内にあるお写真などを拝見。台湾の写真が貼られており、基隆(チーロン)夜市の写真もありました。
そんな夜市名物がこのフゥーチャウビン。中身の分かる拡大ポスターで期待値が高まっていきます!
「メニュー少ないですけど」と言いながらお店で用意している数々のお品を案内してくれた黄さん。肉まんも一年中やっているとのことです。小籠包がないかたずねると、「(作るのが大変すぎて)死んじゃう(笑)」との黄さん。丸一日がかりの手間暇とエネルギーを使うそうです!
庶民的な雰囲気が親しみやすく、市内にいながらにしてしばし包まれる非日常感。
南林間の地での営業も長く、日本語もお達者な黄さんです。
さあ、焼き上がりましたフゥーチャウビン!トースターから出したてでホットです。
ぱくっとかじると中身はこんな感じでした。ごまの効いた香ばしい生地部分と、ゴロッと大きめの挽肉が美味です!これだけにとどまらず、「野菜を入れるともっとおいしいよ」という黄さん。せっかくなので挟んでみることにすると、黄さんは冷蔵庫から生野菜を取り出し、即行でカットしてくれました。
トントントントントン・・・話好きな店主がキッチンに立ち、しばし寡黙に。このときは背中で語られるようでした。
ほどなくしてカットされたネギとキュウリが到着。これをフゥーチャウビンにサンドして食べるとまたまた風味が変わりました!さらにテーブルにあったラー油も少々垂らすと、これまたひと味もふた味も変わってきます!!
肉まんにからしをつけて食べるような具合に、野菜もラー油もあった方が味が何倍にもパワーアップしました!!
そして完食。ごていねいに冷たいお茶まで出してくれた黄さん。うーん、ごちそうさまでした!
元々横浜中華街から来たという黄さん。小籠包は「死んじゃう(笑)」ということなので今後マーライコーならいかがかをたずねると、新たに始める暁には店頭でお知らせするとのことでした。今後、台湾ブームに火がつくのではないでしょうか?楽しみですね!
取材のご協力ありがとうございました。
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