【大和市】基地監視の市民団体リムピースが、オスプレイ機の危険飛行を捉えました
報道によりますと、米軍基地を監視する市民団体「リムピース」(金子豊貴男共同代表)が、神奈川県の米軍厚木基地に飛来した米海兵隊オスプレイ4機の様子を捉えたそうです。
オスプレイ機は2020年6月29日~7月1日に大和市や相模原市の上空でプロペラの角度を変え、危険な垂直離着陸モードに近い状態で飛行していたそうです。
オスプレイ機の飛行形態については安全確保の観点から、市街地では人口密集地を避け、転換モードで飛行しないことになっているそうです。
大和市で記者会見をしたリムピースによりますと、沖縄県の米軍普天間基地に所属するオスプレイ機が6月29日、厚木基地に飛来し、このうちの1機がプロペラを斜めにしているところをメンバーが撮影で捉えたそうです。
オスプレイ機は固定翼モードから垂直離着陸モードに切り替える操作の際に事故が多いとのことで、リムピースは「極めて危険」と批判しました。
2012年に申し合わせた日米合同委員会の合意で、飛行モードについては運用上必要な場合を除いて米軍施設や区域内に限りヘリモードで飛行し、転換モードでの飛行時間をできる限り限定することになっています。