【大和市】MintRose閉店後、暖家の蔵がオープン!その特徴を覗くと・・・

その名は、暖家の蔵(だんけのくら)。暖家(ドイツ語でDanke=感謝)の蔵(イタリア語でCura=おもてなし)の意味を持つ暖かい家の蔵とのことです。雑貨店であったアフタヌーンティーさん、次いでミントローズさんの閉店を経て、南林間の地に新たにオープンとなりました。店員さんのお話しによりますと、以前に小田急相模原の地で雑貨店を経営されていたところ、当地が閉店をする情報を耳にされ、こちらへ移ってこられたとのことです。

南林間の地に新しくオープンした暖家の蔵6月1日にオープンした暖家の蔵さん。入り口でほのぼのした熊とパンダのクッションからあたたかい歓迎を受けて入店すると、店内は新しい香りでいっぱいでした。取材当初、まだすべてを完全な形に納め切れておらず、雑然としている状態を少しずつ整とん中とのことでした。

当地に元々、ひとつ前に入っていたお店がミントローズさん。店員さんの「ミントローズさんの残り商品を引き継いだ形になりまして・・・」とのお話しのままに、かつてのミントローズさんの設えの名残が一部見受けられました。

店内の一部に残るミントローズさんの面影壁際に残るミントローズさんの香り。アロマテラピー、フォトフレームなど、女性的な生活雑貨が暖家の蔵さんに引き継がれた商品のひとつです。

一方で、さまざまな個性派商品が独特の雰囲気を放っています。「ミントローズさんがファンシーでラブリーな雑貨だったことに対し、私は強い個性のお皿やなんかを置いています」。お話しのままに、器や小物など、どれもが個性的な商品ばかりの店内です。

焼き魚の油が落ちるようにデザインされたお皿「これは魚の油が落ちるようにできています」。なるほど、確かに凹凸が一役買うお皿でした。焼き魚料理がおいしくなりそうなお皿が並びます。このほか、カレーやパスタの専用皿も取り扱われていました。岐阜の美濃で焼いたものを、はるばる大和市南林間の地へ運び出しているとのことです。遠地とこの街の素敵なご縁が感じられるお皿です。

遊び心が盛られた大富豪トランプ”つけて目をモザイクできるサングラス”のすぐ隣には、8億円札と100万円札が。100万円札の方は裏がトランプになっており、「ゲームをしながら大富豪気分を味わえるように」とのこと。8億円札の方はトランプではありませんが金属でできており、お札を飾る額縁まで売られていました。いずれも遊び心が感じられる個性的な商品です。

遊ぶことがメインの目的で作られたくねくね鉛筆こちらからお尋ねするよりも先に、自らさまざまな商品情報を懇切丁寧に語ってくれた店員さん。個性派商品のうちの一つである”グニャグニャ曲がる鉛筆”についても同様で、「これは書くためというより遊ぶための鉛筆です」。筆者が手に取るやいなや目の前で結んでくれました。曲がりもこの通り!

お酒がおいしくなりそうなヒノキ製お猪口ヒノキでできたお猪口も並びます。お酒好きな方には一杯がおいしくなることでしょう。

ひとしきり商品を眺めているだけでも、見ごたえ十分な店内です。「また今度はゆっくり見に来るわ~」。そう言いつつお店を出るお客さんの言葉からも、店内の個性ゆたかな見ごたえが感じられました。お店のネーミングのままに、個性のみならず、やさしさと知恵の詰まった暮らしの提案が暖かく伝わってくる店内です。

暖家の蔵さん、南林間の地へようこそ!心より歓迎します!

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